この段階では、集団活動の中でルールを守ることや、周りに合わせて行動する「社会性」を身につけるために、曜日ごとに療育内容を分け、療育課題を通して一人ひとりの特性に合わせた支援を行っています。
小学校低学年から高校生まで楽しめるアナログゲームをたくさん用意しています。ゲームを通して、ルールを守る練習をすることで、社会のルールを守る力を身に着けます。
「缶蹴り」や「玉入れ」など、子ども達が様々な遊びの中で飽きずに毎回積極的に取り組み自然に感覚統合を行う事が出来るよう、常に「遊び」について試行錯誤しながら療育をしています。
インモーションは体重移動することで進むことができます。コースを設置し、方向転換やスピードを意識しながら進むことで、楽しみながら体の軸を意識して体幹強化につなげていきます。
ボール合戦やドッチボールなど集団競技を通して、「勝ち」という一つの目標に向けて仲間とコミュニケーションをとることや協力することの大切さを学びます。
一人ひとりに合わせた作り方で、自分だけの作品を作っていきます。作品作りを通してイメージ力や手先の器用さ、作業への集中の持続等を体験的に学びます。
集団でダンスを覚えていきながら一緒に合わせて踊ることで、体幹を鍛えたり、一体感を感じることで協調性を養います。さらに、協調性の中で、自己表現をする方法も身に着けていきます。
遊びや話し合いの中で、自分の思いを伝えることや、相手の言葉を聞くことの大切さを経験的に学んでいき、「どのように伝えれば伝わるか」「どのように聞けばわかるか」、お友達や指導員と一緒に考えます
この段階では、「社会性の基盤を作る段階」で身につけた『社会性』をもとに、自立を目的としたグループワークを行います。そのため、子ども達の自主性を大切にし、取り組む課題内容やその日のタイムスケジュールなどを、指導員の見守り・助言のもと、自分たちで話し合って決めています。過去に行った主な活動内容としては、イベントの企画や事業所の看板作りなどです。
また、定期テスト前には、提出物やテスト勉強のスケジュールを立てる事が苦手な児童が多いため、事業所での支援を行っています。その際は、一人で取り組むのではなく、同じ中高生の児童と一緒に時間を決めて学習しています。周りに同じような状況のお友達がいることで、一人ひとりの嫌いなこと(学習)へのモチベーションも上がり、自主的に取り組むことができています。
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