KAIZUKA療育センター 療育センターについて

療育センター
について

KAIZUKA 療育センターの想い

KAIZUKA療育センターでは、児童1人ひとりの10年後~20年後を見据え、それぞれの「社会」の中で生活していく術を身につけられることを目的としています。

児童にとっての「社会」は学校生活であり、その中で生活していくと、本人自身の問題や環境的な問題から、毎日様々な壁にぶつかることが想像されます。

KAIZUKAでは、そういった壁を乗り越える力をつけるために、集団生活を通して本人自身の力になるよう支援しており、それら一つひとつの力が積み重なっていくことで10年後~20年後に「社会」の中で生活していける術が身についていくと考えています。

療育とは?

発達障害は病気というよりも、持って生まれた「特有の性質」(特性)と考えられています。
特性自体を薬 等で治すことはできません。一人ひとりの特性に合わせた方法で社会的に自立できるよう教育的方法を用いて支援していくことを、療育といいます。

社会性の基盤を作る段階(主に小学校1年生~6年生)

この段階では、集団活動の中でルールを守ることや、周りに合わせて行動する「社会性」を身につけるために、曜日ごとに療育内容を分け、療育課題を通して一人ひとりの特性に合わせた支援を行っています。

自己表現を身につける段階(主に中学生~高校生)

この段階では、「社会性の基盤を作る段階」で身につけた『社会性』をもとに、自立を目的としたグループワークを行います。そのため、子ども達の自主性を大切にし、取り組む課題内容やその日のタイムスケジュールなどを、指導員の見守り・助言のもと、自分たちで話し合って決めています。過去に行った主な活動内容としては、イベントの企画や事業所の看板作りなどです。

また、定期テスト前には、提出物やテスト勉強のスケジュールを立てる事が苦手な児童が多いため、事業所での支援を行っています。その際は、一人で取り組むのではなく、同じ中高生の児童と一緒に時間を決めて学習しています。周りに同じような状況のお友達がいることで、一人ひとりの嫌いなこと(学習)へのモチベーションも上がり、自主的に取り組むことができています。

ペアトレーニング

ペアトレーニング

ペアレントトレーニングとは、保護者の方々が子どもとのより良い関わり方を学びながら日常の子育ての困りごとを解消し、楽しく子育てを出来るよう支援する保護者向けのプログラムです。希望に応じて月に一回面談を行っております。希望の方は事前にご連絡下さい。

海塚先生

海塚敏郎Toshirou Kaizuka

  • 博士(心理学)
  • 臨床心理士(第4627号)
  • 特別支援教育士SV(SV第040号)
  • 感覚統合障害認定治療士(第70号)

障害児に対して感覚運動を通じての発達指導を専門としており、各地への訪問や講習会を通じて家族への支援活動を推進しています。

WISC-IV検査

WISC-IV検査

WISC-Ⅳ検査とは、全体的な知的能力や記憶処理に関する能力を測るテストで、子どもの発達状況や得意・不得意を把握する手段です。
学年が変わるタイミングや、うまく集団になじめない際に、子どもの理解を深めて新しいアプローチを考える材料になります。
ご希望の方は事前にご連絡ください。

検査料:2,500円
面談料:2,500円
(当事業所をご利用の 方は面談料無料)

※この結果だけで発達障害の診断をすることはできません

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